先週末テレビでおなじみの気象予報士、天達武史さんのセミナーに参加してきました。演題は「天気の達人がみた異常気象と気象災害への備え~しあわせな暮らしと住まい~」です。
天達さんを最初見た印象は背が低めでどこにでもいる人といった感じで、著名人とは思えなかったです。
講演は天気予報で使われている用語の意味や降水確率の算出方法、予報の信頼度表示など普段天気予報を見る時の参考になる話しから始まりました。
そこから近年の異常気象や温暖化の影響の事などの解説。温暖化は気温の振れ幅が大きく極端になり、すごく暑かったりすごく寒かったりを繰り返しながらも平均すると気温が高くなっている事だそうです。
温暖化の大きな原因はやはり二酸化炭素で、緑化は二酸化炭素を減らすのに効果があると言っていました。あとは水も二酸化炭素を吸収するので海も重要です。しかし、水もどれだけでも二酸化炭素を吸収出来る訳ではないので、海をきれいにする事が大切という話しでした。
講演はクイズ形式で色々解説したり、ペットボトルを使って簡単に雲を作る実験をやったり、今のまま地球温暖化が進んだ場合の2100年8月の天気予報シミュレーションなどを交えて進んでいったので、1時間45分飽きる事無く聴講出来ました。