直接法で減価償却処理していた車両を売って収益が発生した取引仕訳の元帳(総勘定元帳)への転記の仕方です。
元帳は勘定科目ごとに設けます。今回の仕訳には｢現金｣、｢車両｣、｢車両売却益｣３つの勘定が出てるくので、元帳も３つ出来ます。
現金と車両は資産勘定、車両売却益は収益勘定です。
まず、仕訳帳の左側(借方)に現金350,000とあるので、資産である現金が35万円増えたのが分かります。
資産の現金が35万円増えたので、元帳(現金)の左側(借方)に350,000と記入。
摘要には仕訳の相手勘定である｢車両｣と｢車両売却益｣を一括りにした｢諸口｣を記入。
次に、仕訳帳の右側(貸方)に車両300,000とあるので、資産である車両が30万円減ったのが分かります。
資産の車両が30万円減ったので、元帳(車両)の右側(貸方)に300,000と記入。
摘要には仕訳の相手勘定である｢現金｣を記入。
そして、仕訳帳の右側(貸方)に車両売却益50,000とあるので、収益である車両売却益が5万円発生したのが分かります。
収益の車両売却益が5万円発生したので、元帳(車両売却益)の右側(貸方)に50,000と記入。
適用には仕訳の相手勘定である｢現金｣を記入。
各元帳の年月日には取引のあった日にちを、仕丁には仕訳帳のページ番号を記入します。
以上で、車両を帳簿価格より高い金額で売った仕訳の元帳への転記が出来ました。
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