工事に係る以外のものを購入し、後日代金を支払った仕訳の転記
建設業で工事に係る以外のものを後払いで購入し、後日代金を支払った仕訳の元帳への転記です。
【事例】5月〇日 機械50万円を後払いで購入する。
5月▢日 機械代金50万円を小切手振出で支払う。
元帳は勘定科目ごとに設けます。事例の一連の取引仕訳には勘定科目が全部で３つ出てくるので、元帳も３つできます。
では転記です。
5月〇日の転記
まず仕訳の借方は機械500,000となっているので、資産である機械が50万円増えたのが分かります。なので機械元帳の借方は500,000となります。摘要には仕訳の相手勘定である未払金を、年月日欄には仕訳帳の取引日である５と〇を記入します。
次に仕訳の貸方は未払金500,000となっているので、負債である未払金が50万円増えたのが分かります。なので未払金元帳の貸方は500,000となります。摘要には仕訳の相手勘定である機械を、年月日欄には仕訳帳の取引日である５と〇を記入します。
5月▢日の転記
まず仕訳の借方は未払金500,000となっているので、負債である未払金が50万円減ったのが分かります。なので未払金元帳の借方は500,000となります。摘要には仕訳の相手勘定である当座預金を、年月日欄には仕訳帳の取引日である５と▢を記入します。
次に仕訳の貸方は当座預金500,000となっているので、資産である当座預金が50万円減ったのが分かります。なので当座預金元帳の貸方は500,000となります。摘要には仕訳の相手勘定である未払金を、年月日欄には仕訳帳の取引日である５と▢を記入します。
以上で、工事に係る以外のものを後払いで購入し、後日代金を支払った仕訳の元帳への転記ができました。
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