簿記の目的は主に次の3つになります。
1.財産管理をするため。
2.経営成績を明確にするため。
3.財政状態を明確にするため。
です。
1~3それぞれを簡単に説明すると、
1.財産管理は、企業や事業者が持っている現金・商品・債権・債務などの有高が分かるということです。
2.経営成績は、一定期間(例:〇年4月1日~〇年3月31日)の売上などの収益、仕入・人件費・光熱費などの費用、利益又は損失が分かることになります。
経営成績は損益計算書に反映されるものです。
3.財政状態は、一定時点(例:〇年3月31日)の現金・商品・売掛金などの資産、借入金・買掛金などの負債、資本金・繰越利益剰余金などの純資産の残高が分かることになります。
財政状態は貸借対照表に反映されるものです。
以上、簿記の目的についての簡単な説明でした。